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02/08
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 「1、2、3…」と1ずつ増えていく数は『自然数』と、中学校の数学で習います。自然にある目に見えるものを数えるときに、「1つ、2つ、3つ…」と数えていくことをイメージすると、覚えやすいかもしれません。小学校で習う数も、この数から始まります。また「0」は、「あと10秒」といったカウントダウンなどで、「…2、1、0」と数える経験をしていると、自然と身についているかもしれません。「0」を知っていて書けるようになってから、「10、20、…」といった数を習っていきます。  ただ同時に、中学校では自然では目にしない数も習います。さきほどのカウントダウンでは、「…2、1、0」と言った後で、「-1、-2…」と続ける人はほとんどいないでしょう。中学校で負の数を習うときは、温度や海抜などでマイナスを使っている場面を紹介されます。ですがそれらは、人間が数を考えやすいように、基準を0にして測っている数になります。そのため、温度計や高度計といった計りでしか、目にすることはできません。そしてさらに言えば、小学校で習う小数も同様です。身長や体重、先ほど挙げた温度などで小数はよく目...