ワニワニパニック
“ワニ”が絶滅の危機に瀕しています。保護するにも手段が乏しく、近い将来、地球上から消滅してしまう可能性もあるといわれます。といっても野生ではないです。そのワニとは、業務用ゲーム機「ワニワニパニック」。穴から出てくるワニをハンマーで叩いて撃退するゲームで、1989年に誕生し、平成のロングセラー機種で、今でもゲーム機の中ではまずまずの売り上げで、外国人も楽しんだりしているそうです。
それが“絶滅危惧種”となりつつあるのは、製造元が倒産したからです。「部品の開発費用と売り上げの採算が合わないので、修理用の部品を新しく作って供給するのは難しくなってきている。バネやゴムなど細かな部品をつくることはありますが、ワニやゲーム機本体などの主要部品や特殊な部品は、メーカーの製造が終わっているのでなかなか手に入らず、修理を請け負うことも難しくなってきています」という事だそうです。
ゲーム機には「強く叩きすぎるとワニが痛がります。優しくしてあげて下さい」との注意書きの張り紙があるそうです。とはいえ、形あるものはいずれ壊れます。
でもすてっぷの「ワニワニパニック」は完全人力の再生可能モデルですから大丈夫そうです。今日もみんなでぶっ叩いて楽しみました。