すてっぷ・じゃんぷ日記

遊びこむとは

よく子どもの発達に必要なことは遊びこむことだと言われます。遊びこむとは、子どもが自分で遊びを選び、挑戦し、工夫をして、面白いから仲間を誘い込み、さらに共同遊びの工夫をし、仲間割れもし、でも一緒に遊んだほうが面白いから休戦調停をして、日が暮れたので、また明日やろうと仲直りして別れる、この一連の過程の濃度が濃いことをさします。でも、近頃は遊び文化の年長から年少への伝承が途絶え、遊びの面白さの子どもから子どもへの伝承は持続不可能となりました。手持無沙汰な子どもは仮想空間で自分を慰めるしかありません。そこに、大人が介入して遊びを伝えるとき、この遊びの面白さをどう演出し準備するのかがこの業界の仕事の醍醐味です。「またやりたい!」という子どもたちの一声を待って、今日もスタッフの精進が続きます。本日もボールダーツに取り組みました。