すてっぷ・じゃんぷ日記

段ボール倒し遊び

Qちゃんは物を掴んで投げたり倒したりする癖のある子どもです。手持ち無沙汰になるとおやつの皿やゴミ箱を倒そうとします。

しかしQちゃんに口頭で注意しても理解してもらうことは難しいです。倒されては困るものは周囲には置いておかないようにします。倒すのが楽しいならそれを遊びにできないかと思い,安全な段ボール箱を積み,「この中の段ボール箱なら好きに倒してもいいよ。」という空間を作りました。Qちゃんははしゃいで段ボール箱を次々に倒し,職員が直すとまた倒しに行きました。

いつも止められている遊びを決められた範囲で「やってもいいよ。」ということだったのでQちゃんは大喜びです。

どうせならこれを更に発展させられないか,と思いました。Qちゃんはボールを投げることが出来るのでボールのやり取りをしたり,少し難しいものだと他の子どもがスポンジブロックを使いピタゴラスイッチ的な装置(もしくはドミノ)を作り,スタートをQちゃんが倒す…等々

それを見てQちゃんが喜ぶかはわかりませんが,他の子どもと交流する機会にもなるので一度試してみようと思います。