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みんなちがってみんないい

マインクラフト

放課後等デイサービスで不動の地位を得ているマインクラフト。子どもたちはみんなマインクラフトで新しい世界を作ることに夢中になります。これをプログラミング教育の一環として売りにしている事業所も出てきました。

マインクラフト(minecraft)とは、3Dのレゴ風のブロックで構成された世界で、最近のゲームのリアルなグラフィックと比較すると、レトロな雰囲気ですが、ブロックでできた世界を自由に探検したり、採掘して、自由な世界を組み立てることができます。  

「視覚的なフォーマットの情報と構造や、ある程度の予測可能性を与えてくれる」ことが、子どもを混乱させずに、課題に取り組みやすくしてくれるのです。

 マインクラフトが提供する環境で、子どもたちは、コミュニケーションを学んだり、明確なゲームのルールのなかで遊ぶといったような社会的な相互作用を促すことができます。

マルチプレイヤーモードで子どもたちがいっしょに遊ぶときには、お互いに会話して、アイデアや計画をシェアする方法を学びますす。マインクラフトで学んだことを、実際の生活でも応用することができるようになれるかもしれません。

他のゲームのようにストーリーにそって何かしなきゃいけないのではなくて、好きなものを好きなように作ることができるというのも、マインクラフトの魅力です。

何を創造してもいいという自由度があるというのも、マインクラフトが好まれる理由です。自閉症スペクトラムの人で、あまり一般的ではないことに熱中して詳しくなることがありますが、マインクラフトはそうした好奇心を満たしてくれるゲームでもあります。

マインクラフトは「サンドボックス型のゲーム」というジャンルに分類されていますが、箱庭療法(サンドプレイセラピー)に似たところがあると思います。