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みんなちがってみんないい

『鬼滅の刃』

現在アニメ界爆走中の『鬼滅の刃』は、原作コミックが年間売り上げで11年連続首位だった『ONE PIECE』を超えました。主題歌『紅蓮華』(ぐれんげ)を歌うLiSAは紅白出場が決定しました。舞台は大正時代、夜の街にはびこる鬼を狩る少年たちを描いた『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)が「週刊少年ジャンプ」で2016年より連載中の漫画です。主人公の少年・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鬼と化してしまった妹・禰豆子(ねずこ)を人間の姿に戻そうと、「鬼殺隊」と呼ばれる鬼の殲滅部隊の仲間とともに激しい戦闘を繰り広げます。2019年4~9月にテレビ放映されるて大ブームが到来します。さらに2020年にはテレビシリーズに続く物語として、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開が決定しています。

とはいうものの、『ONE PIECE』は94巻、全世界で通算4億5千万部発行でダントツです。年季が違うとはいえ18巻2500万部の『鬼滅の刃』は足元にも及びません。第2位は『ドラゴンボール』42巻2億5千万部。同位『NARUTO』72巻2億5千万部。第3位『名探偵コナン』97巻2億部。同位に『ゴルゴ13』195巻2億部と続きます。漫画王国ニッポンの地位はゆるぎないです。

いじめ加害生徒への賠償金を命じる

【毎日新聞 2019/12/20 13:59】  

佐賀県鳥栖市立中1年だった2012年に同級生から繰り返し暴行や恐喝などのいじめを受け、重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、同市の男性(20)と家族が、同級生8人と市などに計約1億2700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、佐賀地裁は20日、同級生らに賠償金の支払いを命じた。市への請求は棄却した。
 訴状などによると、男性側は、12年4月の入学直後から約7カ月にわたり、被告8人を含む同級生十数人から殴られる、蹴られる、エアガンで撃たれるなどの暴行を受け、多額の現金を恐喝されたと主張。教師らが安全配慮義務に違反したなどと訴えていた。【樋口岳大】

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この事件は暴行恐喝事件ですが、たとえ凶悪な犯罪行為であっても、『14歳未満の場合は、犯罪として罰せられないし警察の強制捜査もできない』という少年法の規定があります。警察が捜査もできない現行の少年法では、加害行為がどれほど酷いものであっても、刑事事件化はもとより少年事件化すら不可能なのです。

それにしても、暴行恐喝の加害生徒を3日間だけ他の生徒から離して学校の別室で指導するだけでなく、鑑別所送致などは最低あってしかるべきでした。加害者に甘すぎる社会は他にもあります。神戸の教員による教員いじめも同じです、こちらは大人ですから厳罰が当然です。年休消化で加害教員を休ませている場合ではなく、刑事事件として学校は告発すべきです。こうした一つ一つの疑問を市民から行政にぶつけて学校を変えていくしかないのです。いじめを受ける子どもたちの中に発達障害の子どもたちは少なくありません。そして、彼らのサポーターである友人もいじめのターゲットにされる可能性が高いのです。発達障害支援関係者は注意深く敏感にいじめの問題に向き合う必要があります。

28億円稼ぐ小学生ユーチューバー

【AFP=時事】米誌フォーブス(Forbes)は18日、動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」で今年最も稼いだクリエーターのランキングを発表した。1位は年収2600万ドル(約28億円)を稼いだ8歳のライアン・カジ(Ryan Kaji)君だった。ライアン君(本名:ライアン・グアン〈Ryan Guan〉)は、昨年すでに年収2200万ドル(約24億円)で最も稼ぐユーチューバーとして同誌に取り上げられていた。ライアン君のチャンネル「ライアンズ・ワールド(Ryan's World)」は、2015年にライアン君の両親が始めたもの。開設から3年ほどでチャンネル登録者は2290万人に上る。

当初は「ライアン・トイズレビュー(Ryan ToysReview)」というチャンネル名で、主にライアン君がおもちゃの包みを開けて遊ぶ「開封」動画を配信していた。ソーシャルメディアを分析するウェブサイト「ソーシャルブレード(Social Blade)」によると、いくつかの動画は10億回以上再生されており、チャンネル開設以降の合計再生回数は約350億回に上る。消費者擁護団体「Truth in Advertising」は、ライアン君のチャンネルがどの動画にスポンサーがついているのか明示しておらず、企業が自社商品を特集してもらうために資金提供しているのかわからないとして、米連邦取引委員会(FTC)に訴えていた。

フォーブス誌のユーチューバーランキングでは、ライアン君が米テキサス州出身のグループ「デュード・パーフェクト(Dude Perfect)」をしのいだ。デュード・パーフェクトは、ビルの最上階やヘリコプターからバスケットボールのシュートを決めるなど、一見不可能に見える技に挑む動画を配信している。 デュード・パーフェクトは、2018年6月1日~19年6月1日で2000万ドル(約22億円)を稼ぎ、昨年の3位から上昇して2位につけた。3位はロシアのアナスタシア・ラジンスカヤ(Anastasia Radzinskaya)ちゃん。わずか5歳で1800万ドル(約20億円)を稼いだ。アナスタシアちゃんは「ファニー・ステイシー(Funny Stacy)」などのチャンネルで計7000万人近くの登録者を抱え、ロシア語や英語、スペイン語で動画を配信している。

28億を稼ぎ出したのは、ライアン君ではなく彼の両親ですが、要するに父母のプロデュースの能力がそこらのプロダクションよりはるかに高いという事だと思います。ただ、環境問題のグレタさんも親が仕込んでいるそうですが、大人に踊らされている感がなんともひっかかります。子どもを金儲けや政争の具にしないでほしいと思うのです。

冬休み

冬休みは、地域によって異なります。また、私立校と公立校の違いや、同じ県内、市区町村でも学校によって異なることもあります。冬休みの期間を決めるのは、公立校の場合は地域の教育委員会で、私立校の場合は学校の理事会です。京都府の小学校は12月25日(水)~1月6日(月)の13日間ですが、北海道は12月26日(木)~1月19日(日)の25日間です。沖縄県は、12月26日(木)~1月5日(日)の11日間です。

雪が多く、冬の寒さが厳しい北海道や東北地方は冬休み期間が長くなり、「冬休みが長くていいなぁ~」と思いますが、その分、夏休みが短いですから年間授業日数は同じです。冬休みは、クリスマスが終わったらすぐに年末年始なので、あっという間に過ぎていきます。早め早めにスケジュールを考えて、楽しい冬休みにしたいです。なんて言っているうちに始業式を迎えるのが冬休みです。

年末年始は冬型が強まり、寒波がやってくる可能性があります。日本海側は雪、太平洋側は晴れる所が今の所多くなり、厳しい寒さとなりそうです。きょう18日(水)は全国的に気温が平年より高くなっています。この先1週間は気温が平年並みか高い傾向の所が多い見込みです。年末年始は冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気がやってくる可能性があります。平地でも雪を降らせてもおかしくないような寒気が日本列島をすっぽり覆う見込みです。日本海側は雪、太平洋側は晴れる所が今の所多くなり各地厳しい寒さとなるようです。

鬼門のガールズトーク

小学生2、3年生ぐらいまでは、女子も男子も混ざって一緒に鬼ごっこしたり、遊具であそんだり、ドッジボールしたり、あまり男女に別れて遊ぶこともなく、遊びの内容も女子と男子でそんなに違いはありません。ASDの子も人数合わせみたいな感じで誘われたりして、特に仲良くなくてもなんとなく参加しています。ASDの子にとってはけっこうそれが楽しかったという話が少なくないです。ASDの子はコミュニケーション、特に雑談は苦痛ですが、子供の外遊びは、会話はほとんどしなくてもいいからです。ただ、ルールに従って、ひたすら走ったり、追いかけたり、純粋に身体を動かすことを楽しめばよいからです。追われるドキドキ感や追う楽しさ、遊具を使って体が浮く感覚など、努力せずともみんなと同じ感覚を共有できるので、自然と楽しさを共感できるし、自然と互いに笑顔になることができ、なんとなく、心が通じ合ったような感覚を得られます。

女子は男子よりもコミュニケーションにおける成長が早いです。小学4年生ぐらいから、女子は男子のように体育館や外で体を動かす遊びをしなくなります。そんなことよりも、好きなアイドルの話や少女漫画の話、ドラマの話、好きな男子の話、おしゃれの話など、雑談の方が楽しくなってきます。休み時間や放課後は、男子はほとんど外か体育館で遊ぶのに、女子はほとんど教室で仲が良いグループ同士で固まり、雑談に興じているのが全国の標準的な姿です。友達がいないASD女子にとっては、この時期から困った状況になります。

今までは、誰とも仲良くなくても、なんとなく一緒に遊んで笑い合えたのに、雑談となると、仲良くないとグループに参加できないし、なんとなくグループに参加できたとしても、雑談ができず、みんなの話にも興味が持てず、わけのわからない話がどんどん展開されるのをただオロオロしながら聞くのが精一杯と言う状況が続きます。そもそも、共感力が低く、コミュニケーションレベルも低いと「会話を楽しむ」という行為の意味がわからないし、なぜ会話することが楽しいのかも全然わからないので、何が楽しい?男子はいいな…と女子のコミュニケーションレベルの成長に全くついていけず、ASD女子はなんともいえない孤独感を感じるようになります。

外遊びや体育館遊びでの交流がなくなると、友達がいなく雑談もできないASD女子にとっては、クラスの同級生との交流の手段が完全になくなり、さらに孤独な学校生活になります。こうなると、学校は何の楽しさもない、ただただ勉強するだけの場となり、本当につまらない場所となります。それどころか、つまらないだけでなく、コミュニケーションや雑談が必要な状況もあり、激しい苦痛も伴う場所にもなります。

この苦痛を取り除くためには、コミュニケーション力や他者感情を読む訓練をすればいいのでしょうか?私は違うと思います。こうした人がいることを男子も女子も子どもも教員も保護者も、みんなが当たり前のように知り、ガールズトークより外遊びの好きな高学年女子がいること、別に人が嫌いじゃなくて話すことが苦手な人がいることを、早い段階から知識として学び、仲間に入りたくても入れない仲間をそのまま受容する人間性を培う学校に一日も早く変わって欲しいと強く願います。